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京都「岡野利光」造 純銀製棗形酒器「ちろり」一対京都「岡野利光」造の純銀製酒器一対、落し蓋式桐箱入りです。中国　古銅　神獣形　水滴　水注　C　R7212。\r酒器は「ちろり」と呼ばれるもので、「ちろり」は燗酒を湯煎して作る時の持ち手と注ぎ口の付いた銀や錫、銅などの金属容器のことです。縁起物　銀製　鎚目　碗　124g　N　7483。\r\r蓋表には「酒器」、蓋裏には「純銀製　取手銀巻？　棗形酒瓶一對」と「京都　岡野利光造」の箱書き、「利光」の朱文落款が。中国　大明宣徳年製　古銅　四方双耳香炉　馬槽爐　V　7285E。\r金属製酒器の表面は、槌（つち）を打ち付けて作る窪み文様の「槌目（つちめ）」が一般的ですが、出品の表面は「茣蓙目（ゴザメ）」と呼ばれる、ござの筋目を模した文様で、大判小判の表面にも刻まれた文様です。茶道具　古銅　神獣耳花入　一輪挿し　裏千家十五代鵬雲斎極め箱　M　R6975。また、底には「銀純」の刻印。土肥金山 純金24K 砂金100粒　砂金。\r\r工芸家「岡野利光」の詳細情報は見つかりませんが、京都「岡野利光」造は「岡野貴金属店」とつながりが。文化勲章受章　彫塑家　澤田政廣作　ブロンズ　聖観音菩薩像　F　R7123B。同店は１８５５年両替商として創業、明治・大正を通じ主に金地金等の取扱いを業とし、戦後の１９４９年「株式会社岡野両替店」を設立、現在は、京都の中心地で店舗名「岡野貴金属店」として宝飾品製作・販売・加工・修理等の事業を営む、といった略歴が。煎茶道具　白銅いぶし銀　棗型湯沸し　約412g　M　R7128。\r当時から銀器などの製作・販売も行っており、京都「岡野利光」造は銀器の共箱に箱書として見られます。目貫・前金具など　まとめ売り。創業家歴代の一人？銀器のブランドかも分かりません。銅器 お金が袋 聚宝盆 風水 開運 運勢 工芸品 置物。\r\r「ちろり」は一合半でしょうか、大きさ（㌢）重さ、容量などはほぼ等しく、およそ次の通りです。中国　古七宝琺瑯彩　獅子摘　花草文瓶　蓋壷　唐木台付　一對　V　7451。\r【ちろり】\r高さ：～注口９、～蓋摘１０、～取手１４．５／\r横幅：～注口９．３／\r棗形：口径４、肩径６．５、底径４．６／\r容量：２５０㏄（口付近）／\r重さ：１２７㌘（一対２５４㌘）／\r【共箱】\r横幅１７．２、縦幅１６．７、奥行９．１／\r\r自宅保管品、大正〜昭和レトロ品と思われます。佐渡銅器　本間琢斎　蝋型鋳銅　山水文　墨床　書道具　V　R7028。\r共箱は汚れや変色が見られ、裏板の貼紙が剥がされた跡があります。中国　書道具　篆刻　古銅　唐子摘　印材　V　7465。純銀「ちろり」の表面は銀特有の変色が見られますが、凹みや変形などはほとんど見られません。七宝焼　美術七宝焼　鳥文　花瓶　M　R7097。また、取っ手（蔓）の傷みも同様で取っ手の銀巻線の断裂もありません。明珍火箸 木箱付き。\r「ちろり」に口付近まで水を満たし約半日放置、漏れの無いことを確認。明治期 銅製 七宝焼金工細工『花唐草文』香炉 塗金 双耳透かし蓋 獅子摘 茶道具。\r\r熱燗の季節、陶磁器の徳利に注いだ日本酒を電子レンジで熱燗はあっても、薬缶などで湯煎をして熱燗は少ない（ない？）のでは。2462 人間国宝 今泉今右衛門 作 桃文様飾皿 6客　未使用。加熱に便利な電子レンジですが、金属容器は加熱不可です。裏千家十一代精中宗室（玄々斎）造　黒楽平茶碗　共箱　二重箱　D　R3313。\r出品のレトロな「ちろり」を湯煎し、「ちろり」の熱燗をゆったりと味わうのも一興ではないでしょうか。北大路 魯山人　黄瀬戸徳利。なお、食器洗浄機は使えませんのでご注意下さい。安田松齋（五代松齋）和田三造画伯下絵「ヒマラヤ乃松乃図飾り皿」。